企業理念

世界のグローバル経済の進展が日本の製造業の競争力に脅威を与えています。
日本の製造業は、これまで勤勉な国民性と優秀な熟練技能者に支えられ、世界でも第一級の製造技術立国としての地位を築いてきました。しかし、近年、製造技術が韓国、中国、インドなどに代表される発展途上国への移転がはじまり、その地位を危うくされています。

このような状況を打開するためには、従来の熟練技能に加えて、情報技術の戦略的な活用が不可欠であると思います。また、その戦略を構築するにあたって、単なる製造技術だけではなく、革新的な商品開発を包含した、プロダクトおよびプロセスイノベーションを推進していく必要があると考えます。
21世紀のイノベーションは、従来の一企業内の知を結集したクローズドなイノベーションではなく、社外の知を結集した、オープンイノベーションであります。

ティーベイションは、オープンイノベーションに基づくプロダクトおよびプロセスイノベーションを推進すべく、微力ながら日本の製造業の競争力強化に貢献したいと考えます。
知識をネットワーク化し、パッケージ化し、再利用可能にすることで、企業が外部知識を手軽に活用できる環境を作り上げることこそ、ティーベイションの理想とするところです。
非常に高い目標ではありますが、それを目指して努力していく所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。


社長プロフィール

 

●経歴
大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了 工学修士
同志社大学大学院ビジネススクール修士課程修了 MBA(MOT専攻)

三菱電機株式会社研究所にて、25年間一貫して生産システム分野に身を置き、産業メカトロニクス、FA・CIMシステム、生産情報システムに関する研究開発に従事。産業用ロボット、工作機械用数値制御装置、電気加工機などの組込型制御装置の製品開発に従事したのち、FAシステム、製造実行システム(MES)、生産情報システムなどの生産システムにおけるIT化システムの開発に従事。研究実務者として、また研究開発マネージャとして数多くのシステム開発を経験した。
また、通産省(現経産省)が主導した製造技術における国際共同研究プログラムに参加し、プロジェクトマネージャを務め、5年間の国際プロジェクトを実施した。
2004年に退職後、プロフェッショナルファーム ティーベイション株式会社を立ち上げ、新事業開発における技術経営や製造業を中心としたIT活用の製造戦略コンサルティング活動を開始。

●現在の兼務職
株式会社 遠藤照明 取締役
Gerson Lehrman Group Inc. Research  カウンシルメンバー
北九州中小企業支援センター 登録専門家

●これまでの歴任職
大阪大学 産学共創本部 共創人材育成部門 副部門長・特任教授
中小企業基盤整備機構 チーフアドバイザー
中小企業基盤整備機構 近畿支部 研究員
中小企業大学校 講師
株式会社 遠藤照明  監査役
株式会社ケー・ティー・システム 顧問
デプト株式会社 監査役
株式会社アイ・ピー・ビー 上席知財コンサルタント
大阪大学 先端科学イノベーションセンター 特任教授
同志社大学大学院 嘱託講師
同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センタ(ITEC)  リサーチアソシエイト